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商標登録について

Q: 地元の伝統的なお祭りの名称を地元の菓子店に商標権登録され てしまったのですが、対応策はありませんか?

地元の伝統的なお祭りを盛り上げるために、お祭りの主催者がお祭りの名称を付した製品を販売する事を企画していますが、地元の菓子店が既に商標権登録してしまっています。 どういう対応が考えられるでしょうか。

A:祭りを管理する組織として重要な案件であれば、権利者との話 し合いや不使用取消審判、無効審判請求などを検討してはいかがで しょうか。

審査時点で、審査官が地元の伝統的なお祭りであることを調べ切れなかったために登録になったものと思われます。祭りを管理する組織として、重要な案件であれば、下記内容について検討してはいかがでしょうか?

  • 権利者から譲渡を受けるか、権利放棄をしてもらう
  • 権利者が当該商標を使用していないのであれば、不使用取消審判を請求する
  • 公序良俗違反とする無効審判の請求
    (商標法第46 条第1 項第四号の後発的無効理由の検討)

今後は、こうしたことを避けるためには、事前に商標登録出願をして、他者の権利化を防止することも必要です。

 

「特許庁事業知財総合支援窓口Q&A集より抜粋」

■参考情報1: 商標法

(商標登録の無効の審判)
第46 条 商標登録が次の各号のいずれかに該当するときは、その商標登録を無効にすることについて審判を請求することができる。この場合において、商標登録に係る指定商品又は指定役務が二以上のものについては、指定商品又は指定役務ごとに請求することができる。
五 商標登録がされた後において、その登録商標が第四条第一項第一号から第三号まで、第五号、第七号又は第十六号に掲げる商標に該当するものとなっているとき。

(商標登録を受けることができない商標)
第四条 次に掲げる商標については、前条の規定にかかわらず、商標登録を受けることができない。
七 公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある商標